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    2011年4月12日火曜日

    チェルノブイリと同じレベル7の福島第一

    政府と保安院は、3月13日の爆発時点でレベル4、その後しぶしぶ1つあげてレベル5とかいう現実を直視しない発表をしてきた。それが、今日になってやっとレベル7に引き上げられた

    レベル4:「事業所外への大きなリスクを伴わない事故」
    レベル5:「所外へのリスクを伴う事故」
    レベル7:「深刻な事故」

    どう見ても水素爆発時点で放射性物質がばらまかれてたのだから、その時点で暫定でレベル7とするのが当然だ。1ヶ月経ってレベル7と言われても意味がない。ずっと認めたくなくて放置してきただけである。
    絶対にチェルノブイリにはならないと言いながら同じになった。世界一の安全性などと嘘を言い続けて、世界最悪の事故に肩を並べたわけだ。



    つまり、世界一安全な前提の原発は実は世界一危険なものだったわけで、今後も同様の事故はいくらでも起こるのだ。実は余震を受けた東通原発も間一髪であり、非常用発電装置がもし油漏れ故障で動かなかったら福島第一原発の二の舞になっていた。

    散々「福島第一のレベル7はあり得ない、デマを流すな」なんて言っていた人たちはどう思ってんだろう。事故発生当初から被害を過小評価した嘘を流し続けた人たちは逆に被害の拡大に努めていたのだ。

    20km圏外の市(福島県葛尾村、浪江町、飯舘村の全域と、川俣町と南相馬市の一部)も今になって避難区域に指定だというし、累積で被曝したから避難させるってのはある意味想像通りというか、国の指示に従ってたら簡単に殺されるなと思った通りになった。

    最初は間違っていても良いからアメリカ側の言ってたような80km圏は避難して、被害調査が終わってから1年1ミリシーベルトが保証された区域まで範囲を狭めるという方法でないと、最初に山ほど被曝してから移動させたのでは緊急避難の意味がない。
    今までの1ヶ月間に以前の基準1ミリシーベルトの20倍以上を被曝し終えてから、やっぱ危ないからひと月以内に移動してねなんて言っている脳天気さである。

    福島第一原発で福島県で風評被害なんて言っているのも平和ボケ。実害は風評被害とは言わない。今は平時ではない。家畜が居るから離れられないなんていうのも、もう数十年はその土地を使えないのだから諦めるしかない。残念だが被害を受けた土地の家畜は(正常に判断すれば)流通できない。命あっての物種というが、今はその段階なのだ。

    原発が核爆発ではなく、水素爆発だけでもしたら土地が使えなくなることを理解、承諾してから誘致しなければならない。補助金を山ほど得た双葉町と大熊町はそれでいいかもしれないが、ちっとも利益がなかったのに実害だけ受けた周辺市町村が怒り心頭で無いのが不思議だ(報道がされないだけかもしれない)。

    原発が収束もしていないのに、土下座しにどうでもいいヒラの謝罪用東電社員が被災地に来たようだが、土下座ってのは「東電様が頭下げてるんだから許せよ」ってだけだ。それで許してしまうのは優しすぎる。なりふり構わぬ保身の手段というだけのパフォーマンス。

    謝罪のごり押しは無視して怒りをぶつけていかないといけないのだ。

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