タイトルに反して仕事にならない修理・改造・破壊記事を書くジャンクなblogです。

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    2015年8月21日金曜日

    USB音源 SE-U33GXのWindows10動作確認

    SE-U33GXは2004年に発売されたUSBオーディオインターフェース。古くはi915だとノイズが入るとか、Windows2000ではノイズが入るとか、Windows7だとノイズが入るとか、とにかくノイズが入るという製品。有料でVista対応ファームウェアのアップグレードも行っていた。USB製品の恐ろしさというか、これは製品サポートめんどくさかったはず。
    このfaqの非対応チップセットにVIA Apollo ProだのSIS 5598だの懐かしい名前が並んでいて、440BX以降の対応となっているようだ。440BXもいつの時代だよって感じではある。PCを片っ端から繋いでテストしたのだろう。

    DACはWolfson(Cirrus Logic)の24bit192khzDAC WM8716SEDSが載っているようだ。データシートにはハイパフォーマンスだからCDとかDVDとかホームシアターにも良いですよとか書いてある。USBコントローラーと思われるのは87F10C8Aと書いてあるマイコン。

    今回もまたWindows10Pro(32bit)で使ってみた。そのWindws10が入ってるのはX201。QM57 Express チップセット。

    さて、USBに挿してみると、ドライバ不要で名前入りで認識された。
    でもプチプチ音がするんでしょう?と思ったものの、Windows上ではふつーに再生された。
    • Grooveミュージック(Windows10標準ソフト) → OK
    foobar2000でASIO4ALL出力は… なんかエラーが出る(!マーク)。
    設定画面のInをoffにすれば一応再生できた。
    が、再生後50秒~1分辺りからプチプチノイズが発生。バッファサイズ等を変えても変化なさそう。
    その後、foobar2000にWASAPIのプラグインを入れてWASAPI 排他モードで再生したものの、同じパターンでプチプチノイズが発生。時間が経つとプチプチ言い出すのが嫌な感じである。
    • foobar2000+ASIO4ALL → NG
    • foobar2000+WASAPI 排他 → NG
    • foobar2000+DirectSound → OK
     結局のところ、foobar2000の再生はDirectSound経由でないとダメの様子。

    サウンド編集ソフトのAudacityでは、再生モードをMMEとWASAPIとDirectSoundから選べる。WASAPI共有モードで再生するとプチプチノイズは発生せず。
    • Audacity+MME → OK
    • Audacity+DirectSound → OK
    • Audacity+WASAPI共有 → OK
    なるべく避けたいルートのWindowsカーネルミキサー経由でないとダメで、変わったことせずにふつーに使えということか。ちなみに、Audacityでの録音は問題なくできた。

    各方式の参考:Windows Media Playerは音質が悪い?(ありぱぱP氏のページ)


    さて、早速の追記

    RenesasチップのUSB3.0カードが出てきたので、USB3.0経由に変更してみた。 USB3.0で繋ぐといっても、このUSB音源ってUSB1.1のやつなんだけど。
    • USB3.0+foobar2000+ASIO4ALL → OK(たまにプチ音あり)
    • USB3.0+foobar2000+WASAPI 排他 → OK?
    ああ、単純にUSBの相性だったのね。USB3.0カードに繋ぎなおしたら、1分経過辺りでプチプチ言い出すのが無くなった。Renesasチップなら良いようだ。
    しかし、操作してるとたまーにプチ音が入る。音楽聞きつつ作業してはダメだとはご無体な。ある程度再現性のあったノイズがランダムに入るようになっただけのような…

    以上、Windows10じゃなくて、ぽんこつSE-U33GXの動作確認でした。

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