タイトルに反して仕事にならない修理・改造・破壊記事を書くジャンクなblogです。

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    2011年4月19日火曜日

    25%って意外と少ないのでは?

    東京は電気が足らないので薄暗いという。レンホーは東京電力労組の支援で当選したんだから、パフォーマンス以外の実質的な節電なんか一切やる気ないだろうにやらせる方もどうかと思う。他に居なかったのか、菅総理の皮肉だろうか?

    海江田万里とか民主党員37名もパチンコの政治分野アドバイザーなのだから、パチンコに節電はさせないだろう。誰かのために口利きし、希望通りに動いて金にするのが政治屋さんだけど、あからさまにわかりやすい。パチンコ台は電気無かったら動かない。誰が死のうが電気は文字通り死守するのだ。



    長者番付で1位になったユニクロの柳井正社長は典型的な無気力学生で大学の授業もろくに行かず、パチンコをして適当に過ごしていたらしい。別にそれは問題ではないけれど、そのユニクロの全店舗合わせた額を1店舗で儲けてるパチンコ屋があるという。そのくらいパチンコ屋は無茶苦茶儲けている。

    大型店になれば600台以上のパチンコ台が稼働し、空調や周辺機器と合わせて無茶苦茶電気を使う。25%削減なら150台が消えてしまう。今まで無尽蔵に電気を使えていての消費電力なのだろうから、一定の規制があれば省エネ台も可能だ。パチンコ台の中で25%削減は出来るだろう。
    LEDバックライトの液晶とかDC-DC変換を減らす電源の統一とか発熱の少ないデジタルアンプとか、玉が移動する際に省力化できる軽い玉とか。既にやってるかもしれないけど、家電と同じで電気不足の中であれば台の売れ行きも左右したりして。

    技術でなんとかできる範囲ならやってしまうべき。パチンコ台も発熱が減れば空調も弱められて電気代が浮いて嬉しいはずなのだが。ただ、パチンコ屋の電気代は1店舗当たり月に500万円というけれど、それを屁と思ってしまうほど儲かる。25%ならたったの125万円。パチンコ屋にしてみればそんな微々たる額だから無頓着なのだろうが、ただでさえ批判がある業界だから批判が嫌なら何かしら変えていかないと更に風当たりが強くなるだろう。

    日本コカ・コーラ、夏に自販機冷却を輪番停止

    ではもう少し穏やかな自販機関連はとばっちりだろうか。駄菓子屋のような商店があったところに壁一面に自販機があって夏に熱風を出しているのはやはりやり過ぎだ。自販機業界はパチンコと違って多少の規制は受け入れるだろう。受け入れないメーカーは消費者が買わなくなるだけだ。
    運転停止での自粛は簡単だが、ぬるいジュースじゃ売り上げは落ちる。自販機は冷却を効率化する断熱材の厚みを義務づけたり、塗装はコカコーラの赤やサントリーの青から白色に統一して日光による温度上昇を抑えたり、設置方法も日影を義務づけたり。一般人向けには太陽光パネルを屋根にして日影を作れば、ある程度見た目で批判はかわせるかもしれない。

    情報インフラ、停止危機 データセンター「25%節電無理」
    震災で立派なインフラとして活躍し、安否確認と重要な情報の確認、さらにデマの拡散に活用されたインターネットも電気が無いとただの箱と無数の電線およびガラスの線だ。使え無さ度ではパチンコと変わらない。

    インターネットも昔は慎ましいメディアだったので、容量削減に努めたもの。画像は数キロバイトに納めるとか、図はGIFを使って色数を落とすとか、涙ぐましい努力をした。今ではデータセンターのスペースを湯水のように使えるから重い画像を何百枚でも普通に載せられるし、数ギガバイトのファイルをいくつでも保存できる。その分電気使ってるってことだ。サーバ業者も電力会社と同じで使われる分金が儲かるからそのことを隠してきたけれど、電気がなくなれば限界が露呈するだろう。

    データセンターが東京に多いのは回線の問題だけど、そもそもインターネットの仕組み上一極集中は危ない。エクスチェンジのビルをひとつ吹っ飛ばせば結構影響が出るはずなのだが、大容量回線に近いところに作ってしまう。リスク分散もなにも無い気がするのだが、将来、東電みたいに自爆する業者も出るのかも。

    インターネットの言論統制なんて話も出ていたけれど、何でもかんでもインターネットのIPに突っ込む前に情報の重要度を選別できると良いのだが、難しいのだろうな。それこそ表現の自由の侵害になる。人の生死がかかる情報と、あふれかえるエロが平等というのがインターネットの良さでありアホなところである。しかし、サーバーのうち25%くらいは要らない情報もあるだろう。エロが膨大なら高品質なものにコンテンツを絞ったっていいのだし、認定するとしたら経産省か。経産省認定のエロサイト。天下り先を作るだけか。

    自販機もパチンコもデータセンターも、慎ましさを忘れた時点で右肩上がりの無駄飯食いであり批判の対象になった。25%二酸化炭素削減なんて言ってた宇宙人が居たけれど、25%電気削減はそれよりたやすい。25%を目指して省エネルギーな機器を作り、それで足りなければ少し慎ましく生きれば良いだけだ。自販機が4台並んでいたら、1台減らすだけで25%削減達成。ほら簡単でしょ。

    未だにバブルを夢見て右肩上がりで行きたい団塊の世代には分からないだろうけれど、若い世代はよっぽど倹約家であり、無駄な物を無くすことは慣れているのだ。

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