24KHzモードはふつーのディスプレイでは表示を拒否するので、 映るとちょっと嬉しいのだ(映らないと思っていた)。 検索してみると非対応でも24KHzモードが映る液晶がそこそこあるらしい。
「OUT OF RANGE」なのに640x400/56.5Hzってちゃんと認識して映ってる辺りが奥ゆかしい(意味不明)。
PC-9801には24KHzモードしかないため、PC-9801を使う場合には便利だ。今更PC-9801を使うことはほぼ無いのだけど。利点は24KHz用に取っておいた古いCRTが捨てられるといった程度。 古いと言えばLCD2490WUXiも十分に古いと言えるがCRTよりはマシである。
PC-9821の場合は、GRPH+2で起動すれば一般のディスプレイでも使える31KHzになる。 GRPH+1で24KHz。非対応のディスプレイでは基本的に31KHzにすればよい。
ところが、ふつーのディスプレイで31KHz表示しても、縦横比を無視して全画面表示することが多い(もちろん縦横比を保持して大きく表示してくれるちゃんとしたディスプレイもある)。
1280x1024のディスプレイなんかは整数倍して縦横比合わせてくれればちょうどいいのに、ふつーのディスプレイだとそんな処理はしてくれないので縦長のDOS画面を見るはめになり悲しい。
LCD2490WUXiは自動調整が効き、画面いっぱいに調整されるため16:10の画面サイズが640x400の比率と同じでちょうどいい。ややボケるもののドットがうまく拡大されるため画質も良い。
ただ、一応非対応モードということでメニューボタンを押してもOFF MODEの設定しかできずサイズや色調整等は調整できない。
ふつーのディスプレイは、
- 24KHzを映してくれない
- PC-98とは縦横比が合っていない
- 延ばすから画質が悪い
- PC-9801の24KHzが一応使える
- 画面サイズの縦横比がちょうどいい
- 画質もまあまあ良い