タイトルに反して仕事にならない修理・改造・破壊記事を書くジャンクなblogです。

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    2001年8月26日日曜日

    500円BSチューナを修理する

    はいはい、500円の哀愁シリーズ第2弾という事でしょうか。相変わらずこういう価格のモノを見ると可哀想になってついつい買ってきたりしてしまいます。
    うちはビデオはあってもBS機能搭載してるのは1台もないわけで。共同視聴アンテナなのでBS電波も来ているため、チューナさえあれば美麗なNHKアナログBSだって見ることができるというわけ。
    というわけで、入手したのは電源スイッチ不良の500円のもの。

    正面の写真取り忘れてます(^^;




    意外に物量投入がある機種のようで、電源部が3分の1くらいを占めてるのとか、かなり大きなトランスを使ってたりとか、年代物なのですが作りは悪くないです。メンテナンス性もSONYとは思えない程。例えば、前面パネルとのコネクタが簡単に外れる構造になっています。なぜか音響用コンデンサ(ELNA?) が使われてたりして、その辺も良さげです。

    この製品の上手いところは、一番単純なスイッチが壊れることでユーザに買い換えを促したって事でしょうか。(笑
    その辺はさすがSONY製なのですが、直すほうにとっては簡単に直るので嬉しい限り。



    病巣摘出。問題はこのちゃっちい押しボタンスイッチにあるようです。軽く触れると電源が切れたり入ったり。
    まぁ接触不良でしょう。…ということで、隙間から接点復活材をたらして連打!
    カチカチしてくと、だんだん手応えが変わっていきます。最初はふにゃふにゃしてた押した感じが、ある程度やってくとなぜかかちっとしたクリック感が戻ります。
    …うーん、なんでだろ?(爆

    これにて修理完了。これも500円のみで修理できました。
    肝心のNHKBSの画質は…この機種、S端子が付いてないのでコンポジットで見てみましたが、それなりの画質。でも、CSなんかの圧縮して押し込んだ放送よりは比べモノにならないほど綺麗です。(^^)

    参考:BSデジタルチューナー DST-BX100 を買ってみた

    2001年8月19日日曜日

    SONY 505ESDの紹介 - 重量級オーディオアンプ



    TA-F505ESDとは(文章:せろりんさん)
    ■入ってきたデジタルデータを、高速な演算により1秒間に1千万個以上のパルス列に変換する新方式PDM-D/Aコンバータ採用。
    ■PDM-D/Aコンバータで得られるパルス列は最終的に出力されるアナログ信号にきわめて近いデータになるので、全体として回路のシンプル化が可能。
    ■PDM-D/Aコンバータは、変換精度、グリッチ、ゼロクロスひずみについて原理的に考慮不要。
    ■D/Aコンバータにデータを渡す直前で、高純度PLLの正確なタイミングにデータ間隔を揃え直すデジタルシンクIC採用。
    ■32KHz、44.1KHz、48KHzのサンプリング周波数に自動追従。
    ■アナログ部は定格出力など、F333ESRとほぼ同一。
    ■定価は\92,500、ソニーのアンプでは外伝的なモデル。

    と、いうわけでアンプの紹介です。
    某オフで非常に状態がいいものが1万円だったので衝動買いしてしまったもの。シリアルナンバーは200442で、もしかしたら442台目の品かも。その希少性からか(?)、某オクでは2~4万円で取り引きされてることもあるとのこと。
    電源コードによる年代判別では89年度製。重量は20Kg以上あります。デジタル入力が4系統あって、いろいろ繋げられそうです。ちなみに、このアンプのDACはこの後のコスト削減版DACの元になったものなんだそうで、微妙なところです。

    個人的にはCDプレーヤ(CDP-228ESD)のアナログ出力と聴き比べた場合、デジタル出力でアンプに繋いだ方が聴いていて気持ちよい音がします。

    505ESDはONKYOの大型ブックシェルフのスピーカーに繋げています。大型スピーカーも楽々ドライブする能力はすごいものがあります。