なにかに文句を言ったり写真を撮ったり、ごくたまに修理(改造・破壊)記事を書くblog。

    2011年4月5日火曜日

    拡散予測もできない役立たず気象庁は必要なのか?

    指示されて…気象庁、放射性物質拡散予測を公開

    気象庁がしぶしぶ公開したという放射性物質拡散予測。まずは、気象庁ホームページから探してみて欲しい。

    見つかるだろうか。自分は探しても見つからなかった。

    ホーム > 気象等の知識 > 気象業務の国際協力と世界への貢献 > 気象災害の防止に向けた協力 > 環境緊急対応地区特別気象センターについて > IAEAからの要請と当庁が作成した資料一覧

    という非常に深い階層にあり、今現在、そこへの直リンクはトップページにはない。新着情報にすらない。(→追記参照)
    IAEAからの要請と当庁が作成した資料一覧

    全く公開する気がないのが丸わかりである。

    拡散予測は100キロメッシュという非常に荒い予測であり、これもやる気の無さがにじみ出ている。作成している気象庁自身が「この結果は参考になりません」と役に立たないと宣言したデータをIAEAに送っていることになる。

    出来ないのではなく、やらないだけだ。気象庁はスパコンによる高度なシステムを持っているはずだ。

    スーパーコンピュータの更新及び数値予報等の改善について

    こちらによると、1キロメッシュでの気象予測ができるとある。拡散予測は風向きと強さが分かればよいはずだが、それさえ正確に出す気はない。

    気象庁ではなくても良いが、たとえば地球シミュレータは年間50億維持費がかかる。作るときは金を出させるためにすごいすごいと散々持て囃しておきながら、いざというときに役に立つシステムではないのだ。そんなものはやはり税金で維持するわけにはいかないということになる。

    気象庁なんか要らないという方向性になる気がするのだが、どこかが予測をさせない圧力を掛けているのか、そもそも気象庁のやる気がないのか。
    日本国内のことをなぜドイツの気象庁サイトでグラフィカルになったものを参考にしないといけないのか。

    4月7日追記
    環境緊急対応地区特別気象センターについて
    突っ込みが多かったのか、TOPページにもリンクが張られたようです。
    気象庁って通常この線図しか作らないんでしょうか。気象庁にわかりやすい図を期待する方が間違いなのか。

    5 件のコメント:

    1. ここ数日書いていること、すごく共感できます!!
      ・事実を後出しで公表する。
      ・暫定とは言え基準値が変わる。
      ・どういう対処を行って、どういう結果が得られるかがわからない故に不安をあおる。
      ・「想定外」と言えば、何でも許されると思っている。過去の歴史を見ても、全然想定外の自然災害ではない。
      などなど,,,これじゃぁ市民は何を信じていいかわかりませんよね。

      私は震災の時に東京に居て、数時間歩いて友人の家まで帰りましたが、地震よりも翌々日に起こった原発の方が遥かに恐怖を感じました。

      わたぽん

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    2. わたぽんさんコメントありがとう。

      数十年に1回起こる震災はまだ仕方ないと諦めもつきます。しかしこの人災は起きると分かっていながら対策を何もせず起きるまで待っていたのは理解できない。
      原子力を推進するにしても、メリットの何倍ものデメリットがあるのに喜んで使うわけで、数百億の利益のために賠償金25兆円を支払うことになってもこれからもまだ喜んで使っていくであろうことも理解不能です。

      というわけで愚痴の連発中なのです…

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    3. >賠償金25兆
      …は間違いで、「震災での損害額が最大25兆円、東電の賠償額は10兆円超の可能性」でした。

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    4. お久です。
      (社)日本気象学会の理事長が、3/21学会員向けに放射線予測は不確実だからするなってさ
      http://wwwsoc.nii.ac.jp/msj/others/News-index.html
      どう考えてもへんな通知。
      ニュースソースはこちら
      http://media.yucasee.jp/posts/index/7150

      外部被爆は原爆のデータがあるけど、内部被爆ってよくわからないんだよね。
      セシウム137もプルトも簡単に作れないから魚に10g与えましたとかの実験ができないし。
      唯一のサンプル?チェルノブイリのデータは研究されているけど定量性がいまいちです。
      原爆のデータでさえ未だに実は灰の量の推定が間違ってましたみたいな事を言ってるし。基準かわっちゃうじゃん。

      昔入社した頃にICRP勧告が改定されて(13年ぶりの改定)、
      「作業者の線量限度が従来の年間 50mSv→5年間の平均で年当たり 20mSv(5年につき 100mSv)に変わりました。」
      だから今回250mSv浴びた作業者は13年間、失業しちゃいます。廃棄作業できる人材が減るかもしれません。

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    5. takさんお久しぶりです。
      そういえばtakさんが放射線医療機器の専門家だってことを失念してました(大汗
      アホなこと書いてたらご指摘下さい。

      どうも今回は東大の人間がひたすら安全だと連呼しています。東大という名前を出せば黙ると思っているのでしょうが、解説で東大教授が出てくると大抵おかしなことを言っています。放射能は体に良いとか100ミリシーベルトまでは安全とか。1つの条件でだけ安全といい、時間でのかけ算と被曝の種類による足し算をしない説明も犯罪的です。

      原爆は比較としては汚染が少なかったと聞いたので、ここまでの土壌汚染による内部被曝はまともなデータが無いのでしょうね。ソ連は隠蔽前提だったようですし。

      そういえば東京でレントゲンの撮像素子がノイズだらけになるという報道がありました。
      http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/hotnews/int/201103/519055.html
      感光しちゃうくらいだからレントゲン受ける時と大して変わらないのでしょうか。
      放射性物質が付着してるとずっと被曝をするということで気になります。

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