まずはd-01jはデレステの全てには使えるわけではないという件。
音ゲーは初めてでこんなもんか?とPROを楽しくプレイしていたが、慣れるとMASTERも挑戦してみたくなるもの。そうなると困るのはノーツ(降ってくる玉)が残像にまみれて見えない問題。PROなどをゆっくりシャンシャン叩いていると気がつかないが、スピードを8以上に設定するとノーツが尾を引いて見え初心者にはなかなか大変。d-01jは基本的なタブレットの機能としては満足していて(d-01jはそもそもnexus7の代替でゲーム用に購入したわけではない)ノーツがないMVを見るにはなかなか良いため買うならスマホにしたい。動画の残像が少ないと言われる有機ELのスマホを探していたところ、楽天のセールでデータsim付きのZTE axon7があり購入した。半年データsimをつけて3.3万円程度である。
とりあえず自分の動体視力のなさを棚に上げておくと、MASTERのプレイではd-01jの長所とされている8.4型高解像度2k (2560×1600) IPS液晶 が足を引っ張っている。液晶の技術的に画質と反応速度はコストとの兼ね合いでトレードオフ。ということで別のスマホを探すことにした。
前回の買い換えも楽天でacerの980円スマホ(Acer Liquid Z530)を買っているが特には問題が無い。これを通話やLINE用で維持しZTE axon7を買い足すことにした。
ゲーム用を一緒にしてしまうと、プレイ中にメールやLINEの着信があると通知が画面上半分を覆い、難易度がかなりアップするのだ。
ZTE axon7の有機ELは2560x1440でd-01jと縦解像度が同じ。動画の反応速度は良く、速度8でもちゃんとノーツが見える。
思ったより良かったのがハイレゾ対応DACで、ハイレゾの音質はともかく、発音の反応速度が良い。どうやらd-01jの発音も特に遅いらしいけれど、聴いてみるとaxon7の反応がとても良いのが分かった。スピーカーも左右前面に付いていてスマホとしては珍しい構成。ヘッドホンを使わなくても普通にプレイできる(ヘッドホン使わないとタッチが安定しないdtabが変なのだが)。
CPUは Snapdragon 820 MSM8996 なので、一昔前のハイエンドモデルに使われていたものだ。3Dリッチもあまりコマ落ちしない。
快適にプレイできるので、下手なりにレベルが低い方のMASTERがある程度クリアできるようになった。残像で尾を引いたノーツではなく、ここだという所でノーツを押せるのがとても助かる。はっきり表示されればスピードは高めの方が簡単なのだが、残像があるとスピードを高めてもよく分からないのだ。使う機器の性能によって難易度が上がるのもデレステの難しいところ。その点 ZTE axon7 はプレイを簡単にしてくれるスマホでとても良い。
結局axon7でプレイしてd-01jでMVを見るという感じで使っているが、プロ(?)はそんな面倒くさいことをせずにiPad Proを買うらしい。プレイもMVも大きい画面で3Dリッチに堪能したい人はiPad Proで始めましょう(棒)。