タイトルに反して仕事にならない修理・改造・破壊記事を書くジャンクなblogです。

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    2009年11月20日金曜日

    HinoteUltra2000にWindows2000を入れてみる


    本体にはUSBも付いていないという今更なHinoteUltra2000ですが。高額で有名になり、一部の人々に人気だった機種も今では2千円PCなのでした。



    97年の発売HinoteUltra2000(GTX5266M)、MMXPentium266MHz、メモリ96MB、アダプタ付き、HDDなし。2千円でも高いといえば高いですが”digital”の文字にぐらっと来てしまい。元々傷が付きにくい筐体なのだと思いますがほぼ傷なし、キーボードこすれもない非常に美品であったので買ってみたのです。
    97年当時としてはハイエンドなXGAの液晶に100Base-TXのLANも標準装備。キャッシュメモリも1MB。それにこのノート、10年以上モノとしては驚異的なことにバッテリーが生きていました。リチウムイオンバッテリーって凄いんですね。

    で、ハードディスクとFDDしかついていないノートに、Windows2000を入れてみる。HinoteUltra2000はDECのノートですからVMSの子孫のWNTをとか思ったりして。ぐぐるとインストールはLinux系の情報ばかりですけど。

    そういえば、CD-ROMが付いていないってのは最近だと逆に普通かもしれませんね。ちっこいノートとか。HDDでのリカバリだったり、USBが付いてればCD-ROMなんか要りませんよね。
    久しぶりにCD-ROMのないPCを触ったのでメモ。こういう作業って久しぶりにやると忘れてます。まあメモしなくてもこんなのぐぐればいいんですが。

    ・用意する物
    HDD(20GBとか適当なもの)
    2.5インチ用USB変換基板
    Windows2000のCD-ROM
    Windows9xの起動ディスク
    CD-ROMが付いてるPC

    色々忘れてて試行錯誤して、NTLDR is Missing と言われ続けたが、どうやら領域確保とフォーマットはUSBで繋いでXPとかではやらない方が良いみたい。アクティブにしてもなんか動作が変。

    まずインストールするPCにHDDを取り付けて、Windows9xの起動ディスクで起動。fdiskで領域確保。どうやらHDDの領域確保合計8GBを超すと、HinoteUltra2000はハングアップするような感じ(8GBの制限により、BIOSを利用するタイプのOSはだめっぽい?)。そのため7.5GBと0.5GBで領域を確保した。7.5GBのほうをアクティブにしておく。
    その後format c:とd:を行い、HDDを取り出す。

    USB変換基板にて他のPCに接続。DドライブにWindows2000のCD-ROMからi386フォルダをコピーする。
    インストールするPCでWindows9xの起動ディスクで起動し、D:\i386>winnt とすればインストールが始まるので、CドライブにWindows2000をインストールする。

    Windows2000が起動し、
    ドライバも標準で全てあたった。
    SP4をあてて、avastなどウイルス対策ソフトをインストール。IE5のままWindowsUpdateをかけるとエラーが出るのでIE6SP1をインストール。その後WindowsUpdate。
    Windows2000からであれば、ドライブ容量合計が8GBを超えても問題ない(起動ドライブ以外は?)ので、C:\はそのまま、D:\を領域確保し直して12GBとした。

    当たり前ながらメモリ96MBでWindows2000SP4はつらい。WindowsUpdateがなかなか終わらない。なかなか終わらないだけでしっかり動くのはさすがと思えるけれど。メモリを最大の144MBにしたらまだ多少はまともに動くのかな?
    8GBとか小容量のIDEなSSDを入れても面白いかもしれない。メモリが足りなくてスワップだらけですぐ死にそうだけど。
    Windows2000をインストールしてみた感じでは、HinoteUltra2000の名に恥じない正常動作っぷりがステキ。メモリは足りない。でもとりあえず動く。仮想メモリ最小値が小さすぎますってよく言われる。

    Windows98も入れてみたけど、こちらはある程度実用的な速度で動いた。LANのドライバが当たらないので、Xircom CreditCard Ethernet 10/100BT + Modem 56(だと思う)のw98用ドライバを探してくる必要がある。速度的な面で、実用するならこちらの方が良いかもしれない。

    HinoteUltra2000は、今となってはまともに動くかどうかは二の次、古き良き時代のかっこいいPCという存在でありました。

    3 件のコメント:

    1. なんだ、USB経由でフォーマットしてたんか。
      そりゃ駄目だわ。

      うちのサーバは192メガだけど、あっぷあっぷよ。
      128メガを超えてもあまり幸せではないと

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    2. USBだと何でダメなのかと小一時間(略

      そういえばNT4.0でもいいかもしれん。

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    3. 適材適所って事でNT4.0に1票だな。
      外部に直接はアクセスは危険だから、
      プロキシとか通して表示かな?
      プロキシでウィルスチェックするのは有料しか
      なかったと記憶してるけど。

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