タイトルに反して仕事にならない修理・改造・破壊記事を書くジャンクなblogです。

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    2001年7月26日木曜日

    SONY MDP-405 - 500円のLDプレーヤを修理する



    2001年7月25日にゲット。買うときに「“全く”動作しませんが宜しいですね?」とか言われたが、それって某オフで買うときの店員のおきまりの言葉なので気にしないのだ。
    モノはSONYのMDP-405、当時の最廉価機種でデジタルメモリなし(ないとどうなのかとかは良く知らないんだけど)、片面再生のエントリーモデル。一番安い機種だと言っても外装が何となく高級感があって良い。
    なお、94年の1月に修理歴アリ(ローディング関係の初期不良があったらしい)。

    というか、こんな張り紙がしてあったから店員がそういうこと言いたくなるのも判る。まぁレンズでも汚れてるんだろぉ~とか思って買ってみたのだ。500円なら動かなくてもLDデッキの内部構造見るだけでも勉強になるというもの。

    CDはかろうじて再生するものの音飛びがしやすい。案の定、レンズがかなり曇っていた。やっぱりコレが原因か?…というわけで、ここでの出番はガラス用液体洗剤。いつも思うけど家庭用洗剤とかってネーミングがいいかげんすぎるよーな。とは言っても小林製薬には負けますな、花王も。(爆
    とりあえず表面だけ洗剤(私のペットを双眼鏡で見て下さい ← 翻訳ソフトによる)をつけた綿棒で拭っておくことにした。
    アルコール系溶剤も汚れが良く落ちるようだけどアルコールの種類によってはレンズに微細なひび割れが生じる事もあるらしいのでこういう洗剤の方がお勧め。安いし。
    レンズ及び光センサー系統を掃除してみたらやっぱり綿棒は真っ黒になった。


    で、このとおりレンズはぴかぴかになりました。
    ホントはピックアップってレンズが何枚か使われてるはずだから表だけ綺麗にしてもダメなような気がするけど分解はヤです(決まって壊すから^^;)。

    よーし、コレでいいだろ。と言うことでCDを再生してみる。…よしよし。CD-Rでもきちんと再生してる。テレビに繋げてるのもあって音はお世辞にも良いもんじゃないけど。
    次は、やっぱLDでしょLD。コレが再生できないことには…ってアレ?

    …あ。LDのソフト持ってないや(爆

    7月27日追記:
    というわけで、買ってきたのは「パトレイバー」(ぉ
    LDってもう廃れたメディアなのでソフトが本当に安い。このパトレイバーは1枚800円。とは言ってもデッキ500円だったので安いんだか高いんだかって感じですが。(滅
    問題なく、再生できました!

    たまに、トレーが引っ込んでもまだモーターが動き続ける症状が発生したので、トレーの位置を検出する接点を掃除して解決しました。ただ、ローディング用のゴムベルトが結構劣化してたので今はまだ大丈夫のようだったけどそのうち交換した方がいいかも。
    画質はそれなりだけど500円なら十分と納得できます。補修部品を交換するような故障ではなく、掃除のみで修理できたので実質500円のみで完了です♪

    9月3日追記:
    このLDプレーヤ、ただ1本のゴムが伸びると製品寿命なんですよ。
    これぞソニータイマー。

    夏の暑さ故かゴムがひび割れしてのびのびになったので補修部品を発注(品番A-6415-548-A)。といっても輪ゴム+プーリーなんですけど。
    夏の暑さというか、今まで動かしてなかったので固化してた感じもあります。

    到着した部品は280円でした。
    修理は至って簡単。輪ゴム取り替えるだけです。で、今までついてた劣化品と交換部品とでは一回りもゴムの直径が違ってました。こりゃ滑るわけだわ。(汗
    これにて完全に修理が完了。トレイも調子よく出てくるし、ふたも勢い良く開きます。(このふたの抵抗がゴムを劣化させている気がするけど)
    このLDデッキの値段は780円と相成りました。おしまい。

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