タイトルに反して仕事にならない修理・改造・破壊記事を書くジャンクなblogです。

    タイトルに反して仕事にならない修理・改造・破壊記事を書くジャンクなblogです。

    2011年2月21日月曜日

    PENTAX Optio RS1000 - 目から鱗のトイデジ的デジカメ

    これ、久しぶりにウッときてズギャッと買って正解だった。といいつつお金がないのに最近よく分からないものばかり買っている気がするのだが、このカメラはお気に入りでありつつなんか新しい時代になったんだなぁと思わせてくれた。
    PENTAXのOptio RS1000は本体パネルの柄を壁紙で変えられる着せ替えカメラとして一部では有名なのだ。ものすごく良くできたトイデジといった雰囲気。



    良い意味でチープな感じで、一昔前の安いデジカメみたいにあからさまなコストダウンなデザインではないところが素敵。チープってのは文字通り安いわけで、近所のキタムラで6,800円であった。ネット通販では更に安いところもあるみたいで、値段も十分にトイデジしている。
    安く作れるプラボディでも使い込んだらはげてくるみたいなシルバーな200万画素時代のフジ機みたいなやつじゃなくて、黒と白でシンプルですっきりかっこいい。そして軽い。この辺はペンタックスは上手いことやっているのだ。

    こんなおもちゃみたいなカメラなのに意外としっかりしているのがすごいところ。画素数は1400万画素。すでにうちにあるカメラで最大画素なのだ。とはいえ、1/2.33型CCDなのでそこはだいぶ差し引いて考えないといけないが、パンフォーカスなカメラとしては十分な性能で驚いた。

    そこそこのハードウェアをソフトウェアで補完する考え方で、歪曲の大きいレンズをソフトウェアでぴしっと補正しちゃうのは今のコンデジでは当たり前とはいえ、良いレンズが大前提の一眼レフデジカメを使っていると目から鱗が落ちる発想であった。歪曲は大きくてもなかなかシャープなレンズで、補正したあとはぴしっとした絵を見せてくれる。
    撮り方によっては、意外と階調が残ってノイズも少なく撮れるので、1/2.33型CCDでもここまで来たのかといったところ。使ってるCCDはこれかな?(未確認)

    今時当たり前なのだろうけれど、内蔵のソフトウェアで連結パノラマができたり様々な効果がかけられる。富士フイルムのFinePix F200EXRではこういうお遊びが少なく、くそ真面目なカメラだっただけに、この機種の間の抜けた起動音といいシャッター音といい、かなりゆるい。

    今では全部入りのコンデジが当たり前になっているので、シンプルなRS1000に弱点は山ほどある。4倍しかないズームや、手ぶれ補正がなかったり高感度でのノイズもかなりある。マクロもすごく近くまでは寄れない。画質やスペックがよくなくちゃ嫌って人には向かない。
    正直、ここまでよく書くとアホかと思われるだろうけど、まぁ値段なりの仕事はしてくれる。期待をしすぎるとあれっと思うだろうけれど、6,800円に多くを求めすぎるのも酷というもの。着せ替えをして痛コンデジにするもよし、プレゼントにもよし。楽しみ方に重点を置いて選んでみるのが良いだろう。


    これで常用するかどうかはともかく、痛デジカメも簡単に作れるのでいいですね。いろいろ作ってみたい。切り抜きが荒いのはご愛敬。

    このカメラのゆるさは個人的にかなり好きです。

    0 件のコメント:

    コメントを投稿