そうこうするうちに110Gdがお亡くなりになりゴミとなってしまった。対象外ではあったが、リコールがあっただけあって110Gdの頃のTiger電源はダメみたいである。3年保証だったが、NECのフィールドエンジニアに見せるときだけ不具合が出ないマーフィーの法則。なんだかんだやってると起動しなくなる。コールドブートできないのである。そのうちに保証も切れた。
先日、あほみたいにかさばるテレビ録画ファイルをエンコードでやっつけたものの、結局の所ハードディスクの容量不足は否めないのであった。
WesternDigitalのWD20EARS-R
早速4台購入。貯まっていた楽天のポイント等を利用して1台5,500円程度で購入することができた。22,000円で8TBとはいい時代である。sofmap楽天だとポイントが使える上にまたポイントが2倍付くのでちょっと安く買えるようだ。古典的なPCオヤジ的な話としては22,000円で8GBという時代もあったわけで、あっというまに1/1000の値段になったといえる。
評価がやたらに分かれる機種だが、出始めからある程度経過して667GBプラッタでも故障率が下がっていたらいいなぁという期待を込めてみる。
OSは以前にも使ったことのあるFreeNAS。バージョンが少し上がって安定版は0.7.2となっていた。0.7の初期バージョンを使った際には、ドライブのステータス表示がUNKNOWNとかになったりして怪しかったが、0.7.2で改善していることを期待したい。
そのFreeNASをhp製のML115G5と組み合わせてNASにすることにする。CPUはシングルコアAthlon64だが、メモリは既に2GB載っているからメモリ食いのFreeNASでも安心(メモリを食うのはZFSのファイルシステムっぽい)。
今回はLiveCD版のiso(FreeNAS-amd64-LiveCD-0.7.2.5543.iso)を落としてCD-Rにisoを書き込み。メディアの無駄と思う人は、やりかたによっては直にUSBメモリに書き込みもできるらしい。1枚10円しないので書き込んでもまぁよいだろう。
毎度のことながら、FreeNASは解説が充実しているので詳細は割愛。
参考:FreeNAS - 腹黒.com
バージョンが0.7.2になり、ZFSで2TB超のHDDにおける4kbセクタにも対応したらしい。ZFSのRAID-Z1の設定で6TB(実際5TBちょい)のNASになった模様。ML115G5は9800円なサーバーだし8TBぶんでも2万2千円だし、3万円ちょいでこれだけのNASが構築できるのは良いことだ。
さっぱり詳細を知らずに利用するため、ZFSはなんでフォーマットに時間がかからず利用できるかが未だに謎だったりするが、とにかく利用できちゃってるからいいのだ。これを使ってしまうとソフトウェアのRAID5とかは時間がかかりすぎて使いたくない。
以前はZFSは眉唾だったものの、以前およそ1年使っても問題がなかったため即利用できて信頼性もそれなりにあり良いものっぽい。
とか言ってると将来RAID-Zが崩壊して泣きを見たりしそうな気もしないでもないけど。6TBが消えるってのは痛い。
FreeNASはSambaサーバだけでなくDLNAサーバとしても使えるので便利だ。DLNAサーバはデータベースファイルを利用するため、ps3 media serverのようにフォルダを開いてから延々検索し始めることもなくさくさく利用できる。逆に言うとファイルを突っ込んだらデータベースファイルの更新が必要のようだ。
昔は5TBなんていったら永遠だったが、今はすぐ埋まる有限な容量と言える。昔からこんなことを繰り返してきたわけで、今だったら5TBはエンコードした動画データ1年分(あくまで自分の利用頻度において)である。来年はもっと安くなっているはずだが、正直1年に1台サーバー追加なんて嫌だ。
糞みたいなテレビなんか消せってのは正解だろうなぁ。
ということでAA。
その他の記事:Express5800/110GdとFreeNASでZFS(バージョン0.7の辺りに使ってみた記事)
その他の記事:エンコードの作法 - わけてつぶしてくっつける
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