無名中華タブレットにおけるひどい部分のフルコースといってもいいタブレットだったので、問題になっているファーウェイなんか屁でもない気がしてきた。型番で検索するとfake tabletとして有名なようだ。
手元には基本的にごみとしてやってきたのだが、これがまだふつうにアマゾンで売ってるので驚いた。スペック表記は多少違うもののほぼ同じもののようだ。これに9799円の価値は全くない(といいつつアフィリンクを貼る)。
スペックを見ると当然水増し。手元にあるのは上記アマゾンのスペックよりさらに水増しが激しいバージョンのようで、
- メモリー4GB → 実際は1GB
- 記憶容量64GB → 実際は4GB+12GBの16GB
- 解像度2560x1600 → 実際は1280x800
- 偽のantutu benchmarkがプリインストールされている
といった感じ。
偽のantutuがプリインストールなのは偽のベンチマーク結果で性能を良く見せる(でも即バレる)ということだろう。
メモリについては確認するアプリのSD insightを使用して見てみるとhynixの16GBと表示される。おそらくシステム領域が4GBとなっていて、残りの実際には12GBしかないドライブが64GBと表示される。これは見た目の容量があっても12GBを超えるとデータが書けなくなるということでそこそこ実害がありそうだ。
一応SoCはMT6592Tらしいので?これも遅いなりに8コアが動作している様子が見ることができる。もうどれが正しいのかわからなくなってきた。
メモリについては確認するアプリのSD insightを使用して見てみるとhynixの16GBと表示される。おそらくシステム領域が4GBとなっていて、残りの実際には12GBしかないドライブが64GBと表示される。これは見た目の容量があっても12GBを超えるとデータが書けなくなるということでそこそこ実害がありそうだ。
一応SoCはMT6592Tらしいので?これも遅いなりに8コアが動作している様子が見ることができる。もうどれが正しいのかわからなくなってきた。
さらに、使用していくと、
- 勝手に謎データがダウンロードされる
- 勝手に広告が表示される
という挙動を見せる。中華らしくマルウェア入りだ。これもプリインストールなので簡単に消去できず面倒。中国メーカーもこういうことやらなければいいのにいつまで経っても胡散臭いのは中国の伝統的なものだと思うしかなさそうだ。
こういう謎なデバイスを使う際は捨てアカウントで使う必要があるし、元々実用には向かないので単に遊べればよかったのだが、10インチの液晶だけは遠目に見ればそこそこきれいなので(一応はIPSのようだ)、ノートPCのサブディスプレイとして使うことにした。
使うにあたっては、
- rootを取得(Kingo ROOT)
- マルウェアを削除(AVL と Root Uninstaller)
- 仮想ディスプレイアプリをインストール(spacedesk)
という手順になる。基本的には他のwebページに載っている記事を参考にしただけだが、rootをとるのに使えたアプリはKingo ROOTだった。iRootでは取得できないようだ。
マルウェアについてはAVLでスキャンしたところ、
仮想ディスプレイアプリのspacedeskはwifi経由でデスクトップの表示拡張ができる。あとは電源のためにUSBケーブルでPCに繋いでおくだけだ。というわけで、spacedeskはごみタブレットを有効活用するのにちょうど良いものだと思った(小並感)。
中華タブレットはほとんど最初からごみを大量生産しているようなものだ。ようやくZTEやファーウェイなどで問題として言われるようになったが、こういうのは昔からの伝統なのでかなり今更という気がする。
マルウェアについてはAVLでスキャンしたところ、
- UpgradeSys - Trojan/Android.adups.b[exp,bkd,rmt,gen]
- ワイヤレスアップグレード - Trojan/Android.GDownload.e[exp,gen]
仮想ディスプレイアプリのspacedeskはwifi経由でデスクトップの表示拡張ができる。あとは電源のためにUSBケーブルでPCに繋いでおくだけだ。というわけで、spacedeskはごみタブレットを有効活用するのにちょうど良いものだと思った(小並感)。
中華タブレットはほとんど最初からごみを大量生産しているようなものだ。ようやくZTEやファーウェイなどで問題として言われるようになったが、こういうのは昔からの伝統なのでかなり今更という気がする。
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