タイトルに反して仕事にならない修理・改造・破壊記事を書くジャンクなblogです。

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    2017年2月23日木曜日

    スピーカーを作ろう(ダイトーボイス DS-200FII 組み立て完成(仮)編)

    ようやく仮完成までこぎつけつつあるスピーカー記事3回目。
    • 箱を組み立てる
    箱を作る編でまだ箱を作っていないといういい加減さである。
    木工用ボンドを過不足なく塗って貼り付ける。販売店で板を精度良く切ってあれば適当に貼ってもだいたい直角が出る。カットをケチると結構いびつになりがち。今回は特に問題なく箱を作ることができた。
    • スピーカーユニットのマウント
    穴を開けたバッフル板にスピーカーを取り付ける。一応密閉箱なので隙間テープをユニットの周りに貼りガスケットとした。DS-200FIIはガスケットっぽいもの(矢印)が正面に付いているので本来はバッフル板の裏面から取り付けるべきなのかもしれない。


    今回は裏面に爪付きナットを取り付けてあるのであとは表面からネジで締めるだけ。
    • スピーカーターミナルの配線
    ターミナルは何でも良いけれど、ジャンクのJBL Control1の箱から取り外したものを流用した。50mmの穴を開けておいたので木ネジで取り付ける。スピーカーまで配線を半田付けする。
    • 吸音材を入れる
    密閉箱なので音の半分を吸収する吸音材は重要らしい。とりあえず重要性は無視しておいて入れておけば良いだろう程度にダイソーの手芸用綿を使った。グラスウールとかはあまり安全でなく使いたくないので安全なポリエステル綿。3袋づつ入れて左右で6袋分使用した。単に綿をほぐして入れるだけ。ほぐすともふもふに膨らむ。
    • バッフル板を筐体に取り付け
    箱に鬼目ナットを挿入しているので、バッフル板をネジ止めで固定する。バッフル板と箱の間にも隙間テープを貼ってガスケットとした。スピーカーを載せている台が低いのでスピーカー方向が耳の高さに向くようバッフル面を長くしている。

    • 一応の完成
    スピーカー自作は全く大したことをしていない割にはいろいろ楽しめる。カットさえ精度良くしてもらえれば後はなんとかなるものだ。

    聴いてみるとフルレンジ一発でもこれはこれで良かった。凝った方式のエンクロージャーを作るより大きめの密閉箱で作るのがオススメと書いてあるのを信じるのが正解なのだろう。とはいえ少し高音は足りないので、上の写真ではすでにツイーターが乗っかっている。
    密閉箱の低音は思ったより伸びているようだ。ピークのある目立つ低音ではないので部屋の外へは響きにくいように思った。

    いわゆるマニア向けにオーディオを突き詰めるレベルではお話にならないのかもしれないけれど、安価に簡単に作ったスピーカーとしては十分楽しめるものであった。聴いていて楽しいってのは良いものだ。

    ということで、ツイーターを作る・測定編に続く。

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