秋月電子通商で売っている400円デジタルオーディオインターフェースICのPD0052。いつの時代の代物かは分からないけれど、在庫は豊富なようだ。この古いICはローレゾな44.1KHzが入れられれば良い用途には安くて良い。
基板起こすのはめんどくさいのでユニバーサル基板で作った。これがそもそも間違いというか、確実に動かすには基板を起こしたほうが良いのだろう。
一応は数MHz程度の信号が流れるわけで、 一応は高周波な回路だと言える(?)。実は最初に適当に組んだものは波形がめちゃくちゃだった。
駄目な見本であるバージョン。2階建てだし、テキトーに部品配置しているのが分かる。オシロスコープで見てみるとノイズの嵐の中にかろうじて波形のようなものが見えるという状態であった。組み方が悪かったため、ちゃんとした回路にならなかったようだ。
2回目のバージョンでは銅箔テープを使い、ベタアースのようなものを作ってみたうえで、7805のレギュレータを載せた。GNDと電源が安定すれば波形もきれいになるはず。
部品配置を検討した配線図はこれ。
検討用なのでPD0052の部分も2.54mm配置になっている。(DIPソケットにPD0052を配線して使うならこの図になる)
emphはエンファシス信号を使う場合で、アナログBS放送も無いのでもう不要だろう。
PD0052の付けかたについては、42ピンの1.778mmピッチICソケットが13個100円で売っていたものを利用している。このソケットは600MIL幅(0.6インチ)なので、切った貼ったして工作をする。リューターで切ってパテでくっつけて幅を固定した。
銅箔は張ってカッターで切るだけなので加工は簡単(でも切り方が雑)。
パテでくっつけたソケットは足を曲げて配線して取り付けた。こう見ると古いICだけあって外付けの部品点数が多い感じ。
オシロスコープで見てみると、今度は綺麗な波形が出ていたのでめでたしであった。
これを何に使うかというのはまた次回。
タイトルに反して仕事にならない修理・改造・破壊記事を書くジャンクなblogです。
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