タイトルに反して仕事にならない修理・改造・破壊記事を書くジャンクなblogです。

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    2011年3月20日日曜日

    もりもり食ってバンバン被曝しても安全?

    マスコミは過度に風評被害を起こすことを恐れて、牛乳ではCTスキャンを1回受ける場合と同等の被ばく、ほうれん草の場合にはその5分の1程度の被ばくという表現を始めた。
    しかしどんな量だとしても、不用意に被曝することは避けるべきだ。

    O-157の食中毒があった際に、管総理(当時厚生大臣)は自分で流した風評被害をカイワレ大根を食べるパフォーマンスで押さえようとした。安全ならまた同じ事をするべきだろう。食べられないなら安全なんて言わない方が良い。そのうちやるかもしれないけど。



    食べ物で怖いのは、体内での内部被曝になるということだ。体内に取り込まれると、何年でも被曝し続ける。食べ続けてCTスキャン1回ってのは、長時間の内部被曝を考慮していない。
    そもそも食べて安全なら基準の規制値ってなんなんだという話になる。これを機に食品衛生法でも変えるつもりだろうか。→認識が誤っていたため下部に追記しました。

    CTスキャンの被爆量、想定より多かった 数十年後にがん発症リスク

    同程度の被曝量だとしてもこれだ。数十年後にまともに生きていられる保証はない。管総理なんかは長く生きてもあと20~30年だろうからいいだろうが、幼児や子供、妊婦の人は将来大きなリスクになる。

    「風評被害」ってのはカイワレの件のような事実無根の場合に言うべきで、ここまではっきりデータが出ているものに対しては使うべきではなく、逆に警告を出すことが必要だ。マスコミはその点勘違い、もしくは意図的な印象操作をしている。そもそもCTスキャンを何回分なんていういいかげんな表現が余計な不安と風評被害を産むのだが、隠したいばかりのマスコミにはそれが分からないようだ。

    被災地が落ち着いて生産が再開したら、応援のために被災地の生産物を買おう、ってのは気持ち的には良いこと。しかし、将来がある子供にはお勧めできない。
    大人はリスクを承知で食べるなら構わないが、できれば他の産地を選択する方が良い。→大人でも食べちゃダメな数値でした。これも下部に追記しました。

    汚染されたほうれん草の見つかった茨城県は福島第一原発からおおよそ170km離れている。風向き等もあるだろうが、東日本の広い地域が汚染されてしまったと考えるべきだろう。大変残念だが、東日本の作物を購入するのは選択から外す
    方がよいしかない。

    東日本の、と言ったのは情報がないからだ。茨城以外は放射線量に問題はないから調査しないなんてことをいっている。情報がない以上、全域を含めざるを得ない。風評被害を防ぐために、各地域の作物を詳細に調査するべきだ。

    たとえば、チェルノブイリ産小麦で作った放射線パスタを食べたいと思うかどうか。知らなかったら食べるだろうを期待するなら無責任だ。CTスキャン何回なんて事を言っていないで、体内被曝を含めた正確なリスクを知らせるべきだろう。それを承知で食べるならその人の責任となり問題はない。

    --14:26追記&お詫び&重要--


    本日、新聞を1度読んだだけで書いたので間違った認識をしてしまった。申し訳ない。政府の脳天気な説明にまんまと引っかかるところだった。

    枝野氏による「CTスキャンX回分」ってのは単純に食品衛生法の基準値上限の場合の説明をしただけである。それ以下でもそれ以上でもない。
    今のところその基準値の数倍~10倍程度の大幅に越えた数値が検出されているので、今のところ検出されたものは出荷されていない。そのため冷静な対応をと言っただけのこと。食べても良いから冷静になれとは言っていない。

    実際は基準値を何倍も超えているので、食べ続ければそれこそCT10回分だの20回分だのを体内に取り込むことになる。1日にほうれん草しか食べてなければそれだけだが、野菜や肉など複合的に取り込む場合は更に品数分被曝が増えることになる。1品目がそれだけだから全体はそれだけではない。放射能汚染はかけ算なのだ。

    実際に検出された数値は基準値をかなり超えた危ない数値である。野菜30品目で健康!なんて言っていられない。30品目まともに食っていたら、基準値上限だとしてもそれだけで1年にCT7.5回を受ける羽目になる。10年で75回。50年で375回。上に書いたとおり、CT1回で発ガンリスクなのだから、375回受けたら死んでいるに違いない。※この数値は体内での内部被曝を考慮していないため、実際には更に何倍も大きくなる
    今後数値の推移にはかなり細かく注目するべきだ。

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