なにかに文句を言ったり写真を撮ったり、ごくたまに修理(改造・破壊)記事を書くblog。

    2011年3月18日金曜日

    プールが見えた!やったーという東電の脳天気具合

    東電は、4号機はプールの水が残っているという。
    そもそも東電や保安院が前提としている格納容器が大丈夫なら、水素爆発の理由が説明できない。その水素はどこからやってきたかと考えれば、格納容器外の燃料プールにある使用済み核燃料と考えるのが自然だ。水が蒸発しきって水素が発生したと考えるべきだろう。
    映像を見ても、プールの水には見えない。NHKでさえ、番組内でそうは見えませんと言ってしまうくらいの一瞬の白い光を水面だと言い張るのは無理がある。



    アニメ「機動警察パトレイバー2 the Movie」からの引用(元ネタはジェイムズ・F・ダニガン『新・戦争のテクノロジー』らしい)

    >戦線から遠退くと楽観主義が現実に取って代る。
    >そして最高意志決定の段階では、現実なるものはしばしば存在しない。
    >戦争に負けている時は特にそうだ。

    東電は完全に楽観主義に陥って、この期に及んでも脳天気具合は変わっていない。今まで危機管理などしたことのない天下りの重役と、危機管理ではなく事故情報隠蔽と建設推進が仕事の原子力安全・保安院で何が出来るのか。東電社長は顔を見せず、関係者も事故情報の隠蔽と東電の擁護に忙しいようだ。安全院の担当者は、にやにやしながら記者への説明を楽しんでいるようさえ見える。なんだこの危機感のなさは。

    もう一点、隠蔽以上に足を引っ張る放医研(放射線医学総合研究所)の存在。ヨードは被曝前に摂取しなければ意味がないのに、うがい薬は飲むなとしてそれが定説として広まってしまった。
    うがい薬を飲むのはヨード剤がない場合には有効であり、ヨード剤はそもそも医師の処方が必要で簡単に手に入れられる物ではない。原発災害時では各都道府県の知事の決定で配布されるが、原発のある地域以外では全人口に行き渡るだけの備蓄はない。今回の配布も被曝後であり、今から飲んでも意味はないのだ。

    ただ、放医研は「飲む」と言うことはうがい薬の適用範囲外であるからという点しか言っていない。体に非常に有害な物が入っていれば、そもそも「うがい」などという事には使用できない。うがいで誤って飲んで死んだ例は無い。うがい薬の原液を何十リットルも飲めば害はあるが、今はそういうことをするという話ではない。それを誤認させ、飲めば必ず害があるというように捉えさせた。

    ヨードの摂取を止めて被曝を防ぐ足を引っ張る放医研は被曝を推奨しているようなものだ。
    放医研はJCOの臨界事故の際に助からないことが明白でありながらも被爆者の延命治療を実験的に続けた。被曝例としての人体実験であり、各国から研究者が訪れ、放医研は患者を見せ物にした。

    そういう団体の言うことは参考にできない事がよく分かると思うのだが、大半が信じてしまえば定説は覆せない。

    0 件のコメント:

    コメントを投稿