タイトルに反して仕事にならない修理・改造・破壊記事を書くジャンクなblogです。

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    2011年3月22日火曜日

    事が起こってから悪い方へ変わる安全の基準値ってなんなんだ?

    政府は作物から検出される放射線濃度に対して、人体に安全とされる基準値を「厳しすぎた」と勝手に反省し、悪い方向へ引き上げて対応するよう検討を始めたという。
    放射性物質に汚れてても短期的には死なないからどんどん食えという事になる様子。もちろん内部被曝のことは考えてない。洗えば6割は落ちると。落ちない4割はいいのか?



    食べてもすぐには人体に影響がないってのは本当に便利な言葉だ。長期的には影響あるけど知らんって言ってるのと同義なので、その辺は自分で判断するしかない。農家が可愛そうで自分は内部被曝して良いっていう寛大な心と強靱な体を持つ人ならどんどん買って食べるべきだ。そうすれば少しは農家も助かる。

    本当に農家を助けたいんだったら、販売によって農家の保護をして消費者に被曝させるのではなく、東電と政府で補償金を出して今年の作物は放棄させるべき。その上で土壌汚染がないのを確認してから生産した作物にだけ安全というのが、そもそもの消費者への安心の提供ではないのか。
    補償金を出したくないから出来た分は販売させるってのであれば無責任である。

    今後、スーパーに並んでいる作物の近くで計測すれば、自然界には存在しない大きい値の放射線が計測されるようになる。CT何回分なんて言って人体への影響をごまかす政府の「被曝お墨付き野菜」が安全ということで出回る。こういう対応が風評被害を増やすのだが、自分で疑心暗鬼の材料を増やしてどうするのだろうか?

    そもそも農家はなぜ政府に怒りを向けているのだろうか。
    政府もぐだぐだな対応をしているが、対応を誤って放射性物質をまき散らした張本人の東電に怒りを向けた方がいいのではないか。東電も放射性物質をまき散らしたことは一切謝罪せずに、欲しいのは金なんだろ?とでも言いたげに「補償対応をする」と発言しているのだから。農家の皆さんは東電と今後もずっと仲良くしていきたい理由でもあるのだろうか。

    穿った見方をすれば、地元は今までも何かにつけ札束で顔を叩かれてきたはずで、たとえば以前の中越地震の際も莫大な協力金が東電から出ている。農業の繁忙期以外は原子力発電所に出稼ぎもしているだろう。1970年代、原発誘致成功はバラ色の未来だったはずで、今までも地元では重要な産業であるのだ。神様仏様東電様なのだろうと思う。

    でも、ここまでの被害を出されたのなら、いいかげん目を覚ますべきだろう。

    放射性物質:食品や飲料水、規制値緩和へ 食品安全委
    被曝限度量の緩和提案 国際放射線防護委、移住回避促す
    放射性物質入りのメシ食わせて移住もさせないで住民をモルモットにする気満々だ。

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