タイトルに反して仕事にならない修理・改造・破壊記事を書くジャンクなblogです。

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    2011年1月12日水曜日

    まだまだ作ってます! - 「新東名(第二東名)」本線を歩いてきた

    ※この記事は静岡県側の新東名のもので、愛知県側は2015年度末2月までに開通予定です。


    2010年の9月に投稿した記事、もうすぐ完成 - 「新東名(第二東名)」を見てきた から早3ヶ月。本線を歩いたらどうなるんだろう、などと書いたけど、地元の人向けに新東名ウォークがあったので参加してきた。(※この記事は2010年11月の出来事)

    前回の記事で完成しかけてたので、もう開通に近いのかなーと思ってた。しかし現実はそんなに簡単ではないようで、まだコンクリートの橋脚を作ってたり、全然砂利道の所もあるみたいだ。


    西側はまだ砂利道。※以下、各画像クリックで拡大します

    受付の様子。

    集合場所から西側は上の写真のような感じ。山を掘割にしてありまだ砂利道だ。
    東側は天竜川を越えて前回の磐田台地までの橋梁区間。今回は、浜北インターチェンジまでを歩くことが出来た。3kmちょっと、往復6kmの道のり。歩いたのは東京方面の上り線。南側の下り線はまだ橋脚自体の工事中だった。



    意外に参加者が沢山いるのに驚く。

    路面はコンクリートのまま。表面はかなり滑らか。

    このかべを越えると…

    そこは空中。

    道路上はまだ床版と呼ばれるコンクリートの状態。この上にアスファルトを敷いて道路を造っていくようだ。
    左右のコンクリート壁は大人の肩くらいの高さになっている。さらにこの上に防音壁などが作られるはず。子供連れの人も多かったが、子供はなんにも景色が見えなかったかもしれない。よじ登るとその下は地面までスルーで危ないのだ。よじ登っちゃいけません。肩車している家族連れもいたが、なんか見ていてヒヤヒヤする。
    落下事故防止なのか、下に道路が交差している部分は、その旨の標識がある。


    道路あります。

    ありました。(国道362号線との交差)

    路面は微妙に斜めになっている。

    高速道路は長い橋なのだ(左のは市道を跨ぐ橋)。

    地図中、西側からインターのある東側にかけてはなだらかな下り坂になっている。そしてカーブは鉄道で言うところのカント(道路では横断勾配というとの事)がついてて路面は斜め。こんなでかい水平じゃないモノを作っちゃうのがすごい。そして、それが丘と丘を繋ぐ長い橋。高速道路を普通に走ってると分からないけど、実際歩くと高速道路は長い橋なんだなーとよく分かる。


    道路を跨る標識構造物の土台

    何かのチェックマーク

    こういう所にまだ道路を跨ぐタイプの看板が付くようだ。
    施工を細かく修正するようで所々にチェックがしてある。コーキングの手直しでもするのだろうか。



    橋の上からは天竜川流域の奥の山並みが見え、なかなか景色はよい。ただ実際開通したら防音壁でなんにも見えなくなりそうな気もする。



    1両編成の天竜浜名湖鉄道TH2100型

    2両編成の遠州鉄道1000形

    この沿線には、天竜浜名湖鉄道と遠州鉄道が交差している。
    この二つの鉄道を撮るには良いポイントに見えるが、開通したらここからは見ることが出来ないのが残念だ。


    国道152号線(秋葉街道)との交差。

    天竜浜名湖鉄道を横から。

    於呂浄水場のすぐ横を通る。

    浜名用水を見る。(船明ダムより取水され、浜松市市街を流れる馬込川の上流)

    当日はスタンプラリーも開催されていて、スタンプを全部集めると景品かなにかがあったようだ。もっとも、先着順ですぐに無くなっていたっぽい。


    1km地点の看板。

    スタンプラリーのスタンプを押してもらう子供がたくさんいた。

    県道45号線(笠井街道)との交差。奥が天竜区市街方面。

    第三休憩所にはビニールシートがあり、お昼ご飯を食べる家族連れがちらほら。

    終わりが見えてきた、といっても折り返し地点。写真を撮りながらでも、意外と時間はかからなかった。



    折り返し地点から西側を見る。

    コンクリート路面にアスファルトが2層になっているのが分かる。

    東側は、ガードレールなど、既に設備が整っている感じ。

    風車のついた反射板もある。

    ここから東は別の工区との事。銘板にある施工事業者も違う。

    歩けるのはここまで。

    派手な電気自動車の展示。実際に工事で使っているのか?

    ここからは天竜川橋梁を渡って上りに。遠くにLED掲示板が。

    NEXCO中日本カラーのi-MiEV(アイ・ミーブ)が置いてあったが、今ひとつ何の意図か分からなかった。いわゆるエコアピールというかそういうものだろうか。
    1時間半程度で、折り返し地点の浜北インターチェンジまで到着。前回見た巨大電光掲示板が遠くに見える。


    片山

    ストラ

    テック(株)

    どういう単位で一つの橋梁なのかがよく分からないけど、道なりに銘板が貼ってある。今回見たのは片山ストラテック(株)が担当した区間であったようだ。印象的なのが、現場にいたこの区間担当の工事関係者の人たち。色々教えたくてうずうずしてる感があって良かった。
    高速道路の橋梁という新しい視点からの往復6km、色々発見があって面白かった。ほかの地域でも、どこかで道路ウォークがあったらぜひ参加をおすすめしたい。

    参考:新東名高速道路の進捗状況(NEXCO中日本)
    wiki:第二東名高速道路
    他の記事:もうすぐ完成 - 「新東名(第二東名)」を見てきた

    撮影:Nikon D300 / AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-200mm f/3.5-5.6G / TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4

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