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    2010年10月16日土曜日

    イカ娘かわいい!- イカに侵略された人たちの症状

    某掲示板を見ていたら「イカ娘かわいい!」って騒いでいる人たちが居たので見てみたら確かにかわいいじゃなイカ。これは語尾がおかしくなるでゲソ。
    テレ東系で月曜日の26時から放送中。こちらでは見られないのでニコニコで見た

    原作単行本1巻を買ってみた。週刊マンガ誌を読まない上、チャンピオンのマンガには縁がないため色物としか思ってなかったのを読んでみたら、これが意外と楽しい。思わず全7巻を揃えてしまった。これがチャンピオンに載っているというのが驚きだ。



    楽しいけど大した落ちはなく大きな笑いもない。むしろ落ちがないのが新しいというかこれ投げっぱなしで落ちてないだろ!っていう読者の突っ込みが落ちというマンガである。意図をしているのかしていないのか、これはこれでアリだ。つまらないと切り捨てる人も居るようだけれど、何を持って面白いかによるだろう。

    海からの使者イカ娘が人間の侵略という目的を持って神奈川の海岸に現れたのに、海の家で働かされる羽目になるという展開がとてもいい。侵略者のくせにビビリで小心者で、純粋な優しい心なんかを持っているものだから侵略ができない主人公イカ娘。

    どっかで見たなと思ったらイカ娘は「よつばと!」のよつばの反応に近い。あずまんが大王とかのシュールな感じもなんとなく感じられる。テレビでは深夜アニメでの放送となってはいるが、内容を選べば日曜日の午前中にやっててもおかしくないくらい安心して見ていられる。

    下手なエロに走るのが深夜アニメの王道とはいえ、それをものすごく見たいと思っている人はそれほど多くないのではないか。それで稼いだ視聴率はそれっきりだ。今では規制も強くなり、湯気と光と黒塗りのオンパレードとも聞く@テレビ愛知。DVDになれば湯気が消えることもあるけれど、だからなんだってくらいのもの。

    侵略イカ娘のアニメは決して期待をされず、無謀とも言われたアニメ化。しかし、ガッチリと心を侵略された人たちがいる。イカ娘かわいい!っていうことが全てとも言われ、それを叫ぶのはネタバレとも言われる。見た限りでは、そればかりではないようだ。
    エロに頼らないこういうアニメが増えるとどこにでも出せるコンテンツとして良い作品になるだろう。

    「侵略イカ娘!がいちどで理解されたら、私は失敗したことになる。私が描いた内容より、もっとずっと多くの疑問を感じてもらいたいのだ」――作者
    …というのは嘘だが、この作品には表面上の可愛さだけではない色々があるような気がする。

    現実感のあるファンタジーは好きなのだが、今はどうもついていけないファンタジーものが多い。頭の弱さもあるが、理解の範疇の遙か上を越えていく展開は苦手だ。たとえば、「パトレイバー」は好きだが、「ガンダム」は苦手だ。これに似たものの場合、「侵略!イカ娘」は好きだが、「とある魔術の禁書目録」は苦手だという事になる。そういう人はある程度居ても、どちらかというと少数派だ。

    細かな日常生活の積み重ねのある作品が好きなだけと言われればそうなるとはいえ、日常生活に毎日オチがある人は少ないだろう。たんたんと毎日が過ぎていくものだ。毎日オチは投げっぱなし。その点もイカ娘は合格である。しちめんどくさいことを考えなくても見ていられるゆるさ。

    面白くなくちゃいけないんですか!?可愛いだけじゃだめなんですか!?的なマンガということでオススメできる作品でゲソ。(作者には失礼な言い方だが、手放しで褒めているつもり)


    7冊一気読みしても3千円ってのがうれしい。

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