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    2010年1月24日日曜日

    NHKスペシャル、メイド・イン・ジャパンの命運

    未だにアナログなテレビでNHKすぺさるを見てきた。

    東芝のセルレグザって、なんのブレイクスルーもなくとにかく物量投入なんだなあ。すごいですね(棒)。ってのが第一の感想。

    製品としてもいつでもHDDに上書きしまくる録画機能って、どのくらいハードウェアが持つのかがまず心配。24時間365日(?)フル稼働で、それこそ99%以上見ないゴミ番組にわざわざ電気を使うというのも無駄。エコエコ詐欺。すごいのは分かるけど、誰にでも要る機能じゃなきゃ意味がない。これが「テレビの本質」っていう東芝の答えなの?

    単純に考えて、同じセルのPS3が3万円弱なんであれば、それに3TB分のHDDと11個のチューナをくっつけて、大画面パネルに組み合わせても価格は100万円にはならないのではなかろうか?(ソフトウェア開発費を考えてないけど)
    中国ができないものをっていうテーマの答えが物量投入って所からして危うい。物量投入型だとそれぞれの単価が安いとこに持って行かれたらそれでもうアウトなんじゃ?

    いくらセルのパワーでもって8チャンネル同時録画だといっても、普通のインテル系CPUにチューナ8個つなげられたら終わりなんじゃなかろうか。パワーが必要なところは、番組表の動画同時表示だけなんであれば(本当にここが一番処理食ってるんだとしたらアホだが)そこでの全動画を省略すればいい。

    そういう出来る範囲でWindowsベースの白物家電に全番組録画サーバ機能が一瞬で取り込まれる可能性もなきにしもあらず。ニーズがあるかどうかは別にして、その辺での安価競争になったらどうするんだろう。

    番組の流れは、作りました→動きません→どうなってんだボケえ→直しました→スケジュール遅れてんだボケえ→ギリギリできました→発表できました→展示動作が変です→直しました→出荷できました→めでたしめでたし。というもの。
    めでたしめでたしで終わったけど、どうにもこうにも東芝の行く末が不安です。

    番組を通して、現場の意思疎通の薄さが気になります。スケジュール遅れに対して、営業サイドの「じゃあいつできるんですか!」ってのは言っても意味がない。トヨタのプラグインハイブリッドのプリウスの回でも同じようなことを主任技術者が言ってたけど、そうやって喚くのは現場担当を追いつめるだけじゃないの。子供か。
    ソフトウェア技術者とハードウェア技術者と営業と色々な人の風通しの悪さがよく分かりました。

    ケンウッドJVCのテレビラジオ(?)は、ぱっと見「うわぁダサッ」と思ったけど中国辺りのニーズには合致してるんでしょうか。テレビはテレビ番組だけを見るもの(表示装置)、ということから脱却して、コンテンツを取り出せるシステムが各社のテレビの売りになるという。アクトビラみたいなもの(?)を、一社だけではなくて各社で使いませんか、と。

    契約はしたけどそれを組み込むかどうかはこれから、あとは追加のアイデア次第といったところでしょうかね。でも、いくらEMS企業が契約したからといって、末端の各メーカー・ブランドがそれを採用するのかどうか?EMS企業が末端のブランドに支配力なんか無いんじゃないの?
    提携を持ちかける先は間違ってると思うんだけども。各メーカー・ブランドに直に声をかけて行くのは何でしないのか?EMS企業任せで成功するわけがないと思うんだが。

    でもって、あの黒い箱かっこわるい。その周辺のシステムを売り込むっていうのが目標なら、箱やめてチップ1個載っけるだけ、とかじゃだめなんでしょうか。
    試作品だから、相手のあるデモにはカタチがあったほうがいいってことか。それだけの話。

    テレビ見ない世代としてはあんまし肯定的になれない特集でありました。最後まで見ちゃったけど。

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