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    2004年6月13日日曜日

    Terminator iD1 - ASUS製 ベアボーンで組んでみた

    小でも大を兼ねる方向で



    PCが邪魔になってきたこともあってPCを整理してたところに、このちっこいベアボーンがやってきました。
    5インチベイが2つ+3.5インチが1つ、FDDベイもあるタイプでPentium4プラットフォームで180×275×300mmってのは、かなり小さいほうじゃないでしょうか。
    後ろにあるDELLのマシンがふつうのタワー型と考えると大きさがよくわかると思います。高さも奥行きも2/3以下といったところ。



    薄いタイプのベアボーンもありますが、あれは酷かった記憶があります。
    これが酷かった記憶のところのベアボーンケース。
    意外と奥行きがあって、その割に5インチ・3.5インチ・FDDベイが1個づつしかありません。まぁ、標準的なマイクロATXであるせいってのもあるんですが。
    ロープロフィルのPCIカードしか挿せないのは汎用性という点でもマイナスです。

    で、こいつの一番の問題は爆音っていうとこにあります。
    電源ファンが爆音で吸気ファンが爆音でCPUファンも爆音。その割に空気の流れは非常に悪い代物でした。使ってる人も居ると思いますが、これは発熱の少ないタイプのCPU向けではないかと思います。
    とか言いつつAthlonXPを載せてたんですけどね。

    マイクロATXはタワー型を前提に作ってあるハズで、薄いケースにはファンの付け所が殆どない上にファンサイズが小型になって、そのサイズで必要な風量を出すには騒音が耳障りな音になります。どう考えても静穏の要素が全然ないんですな。サイズは小さくても音だけは一人前に爆音。
    無理に静穏にすると換気が悪くなって廃熱できずに部品寿命が大幅に縮まります。メーカー製でも一体型PCなどで不具合が多かったようで。
    もちろんこのケースは処分済みです。
    というわけで、しばらくは爆音に懲りて小型ケースは鬼門ってことになってました。

    で、このTerminator iD1。



    さすがにこのサイズなら作りやすいのか、よくできてます。
    換気ファンは大型の9cmのものが1個。電源にはファンはなく、これにCPUファンなので実質ファンは2個。どちらもきちんと風量が制御されています。
    起動時は多少気になりますが、制御された後の騒音は気にならない程度に収まっていて非常に静かです。
    一番小型化に貢献してるのは、マザーボードの配置です。マイクロATXではなくTriOptixってタイプとのこと。

    これより小さいのでmini-ITXがありますが、Pentium4タイプは存在しないはずです。 と思ったら存在しました。ただ、PCIは1本しかありませんし、メモリも1本です。チップの上に乗ったリチウム電池が非常にサイズの苦しさを表してます。というか、これPentiumM用かも。
    ある程度の拡張性を残して小型化したらこうなったという感じなのがTriOptixフォームファクタでしょうか。miniITXは小さくていいんですが、拡張性が乏しいのが難点。
    ただ、このTriOptixってのはASUS独自なんだそうで。

    爆音ケースの風の流れはこうです。



    Terminator iD1の流れはこう。



    爆音ケースのほうでCPUの冷やし方に突っ込みどころが多数ありますが、まぁここまでごちゃごちゃにしてやっとマシになったという苦労の跡です。青い○は通常のファン、赤○のはブロアファン。今見ると換気が非常に悪い配置です。
    そういえばこのMOREX電源、もれっくすの名に恥じずコンデンサが噴きました。ネーミング通りの素敵な仕様ですな。
    電源はちゃんと修理しましたが、この作りでは部品はあんまり長持ちしないのでしょうね。

    Terminator iD1の流れはだいたい一直線になっていていい感じ。ケース内部は負圧なのが一番換気に良いらしいですが、その通りになっています。

    このベアボーンには、Celeron2GHz、メモリ512MB、HDDを160GB×2、DVD-Rドライブ、ついでにMTV1200FXとIEEE1394+USB2.0カードを付けて静かな録画マシンとして完成しました。
    PCを整理するという目的上、でかいミドルタワーは処分の方向でその中身をこれに移し替えたってところです。
    これなら十分に小は大を兼ねてるでしょ。

    チップセットはSIS650ですが、意外と素直に動く上に結構速いのが良いです。SISはちゃんとしたチップセットを作るようになったんだなぁと認識させられましたよ。SIS530は酷いもんでしたが。
    オンボードのサウンド機能はきちんと鳴ってくれます。当たり前ではあるものの、オンボードであるために鳴ればいいやっていうモノは意外と多いもので音ゲーなんかをやるとだんだんずれてきたりバチバチとノイズが乗ったり、ゲーム用途には向かないWindows警告音に特化したものが多いものです。オンボードでもちゃんと音ゲーができるのは良いことです。
    同じくオンボードのグラフィック機能である簡易版SIS315も、2Dだけであれば十分に満足できるスピードであることを記しておきます。スクロールも問題なし。DVDやDivXも問題なし。3Dゲームはさすがに無理ですが。
    そうそう、IDEやFDDのケーブルはフラットケーブルだと組立に無理があるのでスマートケーブルを使いましょう。空気の流れのためにも。

    そいうわけで、ASUSのベアボーンはオススメですよ、とまぁ言いたいことはこれだけです。キューブ型が一時期流行りましたが、見た感じでは換気が悪く組立もしにくそうな狭さです。PCIも1本、5インチベイも1つでしょうか。うまく作れば小さくて良いかもしれませんが大変そうです。
    作ってみた感じ、Terminator iD1は良いモノでした。

    追記…小さいベアボーンで便利だったのですが、録画用マシンの予定でしたが、結局今ひとつ活用しなかったためオークションで処分してしまいました。ただ、小さくても動作が安定していたのがさすがASUSだなあといった感じでモノ自体は良いものです。

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